梅茶と五味子茶
先月、韓流ドラマがきっかけで朝鮮王朝時代の絵を観ようと韓国へ行ってきました。
ところが、美術館は休館日で絵を観ることは叶わず。それでもめげずにソウルの街中を歩いて歩いて3日で約9万歩になりました。歩き疲れると伝統茶のお店で一息。一杯の甘酸っぱいお茶で元気回復。そしてまた歩く、という旅でした。
伝統茶院は、昔ながらのたたずまいのある、韓屋(ハノク)を利用していて雰囲気があり、韓国の人も旅人もゆったりと、お茶を楽しめる所でした。
日本で一番なじみがあるのは柚子茶ですが、他に五味子茶、梅茶、花梨茶、ナツメ茶、菊花茶など、果物や穀物を原料にしたものを伝統茶と呼んでいます。なかでも興味深かったのは紫陽花茶でした。乾燥した紫陽花の葉のお茶は、意外にもほのかに甘くて優しい味、店員さんは糖尿に効くとか言ってたけど。
今、あちこちで咲いている紫陽花を見るたびに摘んでお茶にしてみよっかなと思ってしまう。あ、天ぷらもいいかも...。
休みだった美術館で飼われていた白い孔雀