こんぺい陶の焼成方法には、酸化と還元焼成の他に、炭化焼成があります。釉薬を掛けずに、作品と炭を一緒にサヤ鉢と言う鉢に入れて密閉して焼くと、赤い土は黒く、白い土はグレーになります。備前焼のような雰囲気になり、カッコいいです!実際にビールカップで使うと、泡立ちがきめ細かく口当たりが良くなります。また、釉薬を掛けた花瓶やガラスの花瓶よりもお花が長持ちします。これは焼き締めることで、土の多孔質という性質が水を腐りにくくさせているからなのです。まだやったことが無い方は、色々な焼き方を実際にやってみてくださいね。釉薬を掛けると、また色々に変化するので興味はつきません。画像はちょうど焼き上がった所です。

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