粘土を板状にして、お皿やカップ、その他様々な作品を作ること、その作り方を総称してタタラ作りと呼びます。板状にするにはタタラ板を使って同じ厚みにスライス、または、のし棒を使って伸ばした粘土を貼り合わせたりして成形します。『たたら』という言葉は日本独特の製鉄技法で使う鞴(ふいご)に由来があります。古い言葉で、製鉄で使われる『蹈鞴』(ふみふいご)を『たたら』と読みます。蹈鞴で鉄を吹くことから鉄を精錬する炉のこともタタラと呼ぶようになり、さらに炉全体を収める大きな家屋である高殿(たかどの)、さらにはこれら全体を含めた製鉄工場もタタラと言うようになりました。タタラ製鉄の技法のひとつ、日本刀や刃物、工具を作る時に叩いたり伸ばしたりするところからこのように呼ばれるようになった説、サンスクリット語で熱を意味するタータラから来ている説など、はっきりとはしていません。そういえば、宮﨑駿監督の『もののけ姫』のお話に出てくる製鉄所のことをタタラ場と言っていました。叩いたり伸ばしたり...意外と大変ですが、タタラ作りはそこが大切なポイントでもありますね。どんなものが作れるのかは、作品集のタタラ作りをご覧下さい。ロクロを使わなくても色んな作品ができるのです!

タタラ板

厚みは1mm単位で変えられます 

左から 

7mm 5mm 3mm 1mm

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