白化粧について...二回目です。いつもご覧下さっている皆さま、ありがとうございます!白化粧の中身については知らないという方は多いかと思います。まず、白くさせる為の主成分はカオリン、これは磁器土でもあります。次に粘土に食いつかせる為の粘性材として蛙目粘土(ガイロメネンド)。次に釉薬の材料でもある調整材として長石(チョウセキ)です。この3種類をミックスさせたものを白化粧として、こんぺい陶で使っています。カオリンに粘土と釉をバランス良く調合することで作品の素地と釉の間にある白化粧が剥がれずに焼くことができるのです。カオリンの名前は中国江西省、磁器の窯場で有名な景徳鎮の近くの高嶺山(Kaoling)中国語)が由来といわれています。

これが白化粧の主原料、カオリンです。真っ白いですね〜。

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