10月から基礎コースでこんぺい陶に通われているKさん、ごつごつとした感じの作品が好きということで、カップの雰囲気もわざと手の後を残して作られています。焼きものは形の無い所から自分の手を使って作り出すので自分の好きな世界を投影することが可能です。ただ、焼くという工程が最後にあるので、そこは窯にまかせるしかないのですが、その部分もまた楽しいところです。土らしい肌合いと色合い、コーヒーが美味しそうに見えそうな焼き上がりになりました。

赤土、イラボ釉、白マット釉、酸化焼成です。

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