左の面取りされた高台の器は何をのせるのかな〜?と思って作者の方に尋ねたところ、『海苔様』とのお答え、海苔に様まで付けてしまいたくなるほどの海苔好きなのだそうです。この器に海苔が乗っている食事風景はなんと高級感があるのでしょう!面取りされた高台が恭しい気分を盛り上げて、ゆったりお殿様になった気分で朝ご飯に海苔様、一日をのりのりで過ごせそうですね。
右のスープカップは古陶土に辰砂釉を掛け、その上に天目釉を掛けています。飴釉よりも艶やかで深い飴色になりました。二度掛けなので厚くなり、釉だれなどもおきやすく納得いく焼き上がりになるのは難しいところもありますが、とても良い感じに完成しました。酸化焼成です。