日本の中国古代文字の学者、白川静(しらかわしずか)さんによると漢字の口には二つの意味があり、口耳の口に対して、もうひとつ、祝詞(神様への申し文)を入れる『入れ物』に由来すると解かれています。

器の文字には入れ物が四個もあって、この口は食べる口ではなさそうです。

お気に入りの入れ物には大切な何かを入れておきたくなりますね。

さて、この入れ物には何が入るのでしょうか?

赤土、ルリ釉、卯の斑釉、還元焼成です。

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